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藩主の船中部屋や黒い花嫁衣装 香川県立ミュージアム「目からうろこ」展 

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藩主の船中部屋や黒い花嫁衣装 香川県立ミュージアム「目からうろこ」展 

 香川県立ミュージアム(高松市玉藻町)は、開館10周年を記念して、収蔵品の中から同館学芸員が厳選した作品を集めたコレクション展「目からうろこのミュージアム!」を開いている。

 同館は平成20年に美術館と歴史博物館の機能を併せ持つ総合的なミュージアムとして開館。30万点以上にのぼるという収蔵品の中から学芸員おすすめの作品を、この夏と秋の2回に分けて紹介する。

 パートI「いろ・かたち、わくわくのひみつ」は、日本で古くから暮らしの中に取り入れられてきた色(赤・黒・白・金)のものや、変わった形や面白い形の作品約100点を展示している。

 古くから権力や財力の象徴とされてきた「金」を集めたコーナーでは、船中で藩主が過ごした部屋「高松藩飛龍丸船御座の間(再現)」を展示。全面がきらびやかな装飾が施されている。

 結婚や死など人生の節目に深く関係する「白と黒」のコーナーには、白むくや戦時中に使われた黒い花嫁衣装などを展示し、白と黒の持つ意味などを紹介している。

 このほか、兜(かぶと)の形をした香炉や、人の夢を食べるといわれる架空の動物「獏(バク)」の形をした枕などが来場者の注目を集めていた。

 担当者の岡本由貴子さんは「色ごと(形のコーナーは緑)に分けているので、見やすいと思う。『へぇ~、そうなんだ』をたくさん体験してほしい」と話した。

 パートIは24日まで。開館時間は午前9時~午後5時。休館日は月曜(17日、24日は開館)と18日。パートII「いつものくらし これ、いいね。」は10月2日~11月25日。観覧料は一般500円(パートI・II共通は800円)、高校生以下無料。問い合わせは同館(電)087・822・0002。