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奈良の木使い健康省エネ住宅 「推進する県民会議」設立

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奈良の木使い健康省エネ住宅 「推進する県民会議」設立

 奈良の木の健康作用に着目した住宅の普及を目指す「なら健康・省エネ住宅を推進する県民会議」(会長=吉田伸治・奈良女子大准教授)の設立記念シンポジウムが1日、奈良市内で開かれた。行政や医療、建築、木材など複数の業界が連携し、官民一体で「奈良の木を使った健康住宅」を売り出していく。

 木は見た目のあたたかさのほか、断熱性や調湿効果に優れる特徴がある。木を住宅の内装材に使えば、省エネにもつながるという。

 また県は昨年初めて、吉野杉と吉野桧の健康効果を調査。その結果、他県産の木材よりも、ダニや大腸菌の抑制効果が高いことが科学的に立証された。

 県民会議では、こうした奈良の木の新たな付加価値を武器に、住宅の内装材に県産材を使ってもらえるよう、取り組むという。

 吉田会長は「県産木材も使った住宅で、ヒートショックや熱中症防止など、健康な暮らしを送ることのできる住まいを、県民に普及させる取り組みを進めていきたい」と話した。