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和歌山城にスズムシの音 園児が1万匹放つ

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和歌山城にスズムシの音 園児が1万匹放つ

 有田川町で育てられたスズムシ約1万匹が和歌山市に贈られ、地元の幼稚園児たちが30日、同市の和歌山城鶴の渓周辺に放した。厳しい残暑の中、早速涼しげな鳴き声が城内に響き渡った。

 スズムシは同町鈴虫愛好会(藤岡昌三会長)が育てている。この日は、尾花正啓市長や中山正隆町長、同市の鷺森幼稚園の園児約50人が参加。同市内の最高気温が32・5度と厳しい残暑の中、園児らは発泡スチロールの箱に入ったスズムシを傷つけないように、木の板や炭などを使ったり、優しく触れたりして放していた。

 同園の島愛華ちゃん(6)は「スズムシは大好き。『リーンリーン』と鳴くのが楽しみです」と笑顔で話した。

 同愛好会によると、涼やかな秋の音色は9月中旬ごろまで楽しめるという。