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九州新幹線長崎ルート34年度開業へ レール初敷設

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九州新幹線長崎ルート34年度開業へ レール初敷設

 平成34(2022)年度の暫定開業を目指す九州新幹線長崎ルート(博多-長崎)のうち、フル規格新線を建設中の武雄温泉(佐賀県)-長崎(66キロ)にレールを敷設する作業が30日、佐賀県嬉野市の嬉野温泉駅(仮称)予定地付近で始まった。

 この日は現場で記念式典が開かれ、大型装置を使ってレールが敷かれていった。装置のスタートボタンを押した嬉野市の村上大祐市長はあいさつで「念願の時が訪れ、感無量だ」と話した。式典には整備主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構や、工事を実施する「三軌建設」(福岡市)、地元自治体の関係者が出席した。

 敷設されるレールは25メートル換算で計1万700本。新日鉄住金八幡製鉄所(北九州市)で製造され、既に約2900本が嬉野市の軌道基地に運搬されたという。

 長崎ルートをめぐっては、フリーゲージトレイン(軌間可変電車)の導入計画が頓挫。代替案の全線フル規格やミニ新幹線での整備案に関し、佐賀県が財政負担が増えるとして難色を示している。与党の検討委員会は、今夏の決着を持ち越した。