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玄海原発の敷地内に使用済み核燃料の「乾式貯蔵」施設 九電社長が方針

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玄海原発の敷地内に使用済み核燃料の「乾式貯蔵」施設 九電社長が方針

 九州電力の池辺和弘社長は30日の記者会見で、原発の使用済み核燃料を、金属製の容器に入れて保管する「乾式貯蔵」の施設を、玄海原発(佐賀県玄海町)の敷地内に設ける方針を明らかにした。

 池辺氏は「技術的な検討を進めるよう、社内に指示した。運用性を考えれば敷地内の方が効率的だ」と述べた。

 乾式貯蔵は、使用済み核燃料を原発の保管プールで一定期間冷やした後、金属製の容器に密封し、空気で冷やす。

 現在は、プールで使用済み燃料を保管し、水で冷やしている。九電によると、3号機のプールは約7年、4号機は約5年で容量を超える見込みという。

 乾式貯蔵と合わせて、保管プールの燃料の間隔を狭めて、収容可能量を増やす「リラッキング」を、原子力規制委員会に申請する。

 規制委は、安全性がより高いとして、乾式貯蔵を推奨している。