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いじめ、不登校対応 弁護士が助言 仙台市、来月から実施

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いじめ、不登校対応 弁護士が助言 仙台市、来月から実施

 仙台市教育委員会は、学校からの法的相談に弁護士が助言するスクールロイヤー事業を来月3日から実施すると発表した。いじめや不登校をはじめとする生活指導上の課題は複雑・深刻化しているといい、「子供の権利を守る」ことを前提に、法的立場から学校側からの相談に応じてもらい、迅速かつ適切な対応につなげる。

 仙台弁護士会から推薦を受けた3人の弁護士がスクールロイヤーとして就任。市教委では想定する相談内容として、いじめや不登校、問題行動などの児童生徒にまつわる諸問題▽保護者や近隣住民からの訴えに対する対応▽学校組織が抱える問題について-などが考えられるとした。

 また市教委の「いじめ不登校対応支援チーム」の学校訪問(今年度は6校程度)に付き添い、学校のいじめ対応の状況を確認、必要な助言指導も実施する。

 このほか、弁護士4人がアドバイザーに就任。いじめ予防教育の授業モデル案の作成や教材開発を手伝い、教職員向け出前講座も行う。

 今年度の市の事業予算は166万円。実施後半年間の実績、効果を検証しながら、次年度以降の事業内容を検討するという。