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セーブオン、あす全店閉店 焼まんじゅう存続「協議、検討中」

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セーブオン、あす全店閉店 焼まんじゅう存続「協議、検討中」

 コンビニエンスストアを運営する「セーブオン」(前橋市亀里町)が31日に全店舗を閉店し、県内にある159店舗の多くが「ローソン」に転換することになった。低価格路線で、地元密着型の商品展開をしてきただけに、県内では閉店を惜しむ声が広がっている。店舗のリニューアルで、県を代表するソウルフードで人気商品の「焼まんじゅう」が存続するかどうか、心配する声も強まっている。(斎藤有美)

 前橋市力丸町にある「セーブオン前橋力丸店」。店内は品数が減り、がらんとしているが、商品のほとんどを半額にする閉店割引セールを行い、客足は絶えない。

 「もう終わりか」

 男性客の一人は、寂しそうに店員に話しかけた。

 セーブオンは昭和58年、渋川市に1号店がオープンした。その後、北関東を中心に店舗展開し、埼玉、長野、新潟、千葉、福島、山形、富山などに進出。ピーク時の平成27年には605店舗となった。

 「サンキューアイス」の愛称で親しまれた「39円アイス」をはじめとする低価格路線で食パンや牛乳などを提供。学生や主婦、長距離ドライバーなど地元の人々の支持を得た。

 地元に密着した商品展開も大きな特徴だ。一部店舗では26年から、伊勢崎市の焼まんじゅう店「忠治茶屋」とのコラボで、注文を受け店内で調理する焼まんじゅうを販売。好評を博してきた。

 しかし、近年のコンビニ業界は大手3社への集約が進み、売り上げが低迷。昨年2月にローソンとメガフランチャイズ契約を結び、ローソンへの転換を決めた。

 前橋力丸店は今月25日、焼まんじゅうの販売を終了した。高崎市の主婦、染谷久美子さん(59)は「おいしい焼まんじゅうが手軽にコンビニで買えた。なくなるのは寂しい。ローソンになっても続けてほしい」と訴えた。

 ローソンにリニューアルオープンした後も、焼まんじゅうなど独自商品の販売を続けるかどうかについて、同社は「協議、検討中」としている。