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BRT、34年度本格運行 2年遅れ 五輪時は1路線で 東京

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BRT、34年度本格運行 2年遅れ 五輪時は1路線で 東京

 都は29日、都心と臨海部を結ぶバス高速輸送システム(BRT)について、幹線道路の環状2号が全面開通する平成34年度から4路線で本格運行を開始すると発表した。本格運行は当初予定から約2年遅れとなるが、2020年東京五輪・パラリンピック開催直前の平成32年度に1路線でプレ運行する。

 BRTは通常のバスに比べ輸送力や定時性を持って運行するのが特徴で、専用レーンを設けることが一般的。ただ、都のBRTは専用レーンを設けず、信号の少ない環2を主要ルートに設定することで定時性の確保をはかる。当初は東京大会開催に合わせて32年度に運行を開始する予定だったが、築地市場(中央区)の移転が大幅に遅れた影響で環2の整備がずれ込み、BRTの計画も後退した。

 京成バス(千葉県市川市)が来年度に新会社を設立して運行する。

 都によると、虎ノ門と東京テレポート駅や市場駅などを結ぶ4路線を整備。本格運行後は平日のピークで1時間当たり4路線で計20便、約2千人を運ぶ。

 BRTが運行される臨海部では現在、マンション建設が続いているほか、晴海に整備される東京大会の選手村も1万人超が居住するマンションに生まれ変わる見込み。このため、将来的な需要増が見込まれることから、1時間当たりの輸送能力を約5千人まで引き上げることも視野に入れている。