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名称は加須医療センター 33年10月開設、済生会が計画案

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名称は加須医療センター 33年10月開設、済生会が計画案

 加須市は28日、久喜市にある済生会栗橋病院の機能の一部が加須市内に移転される新病院について、栗橋病院から示された計画案を公表した。それによると、名称は「埼玉県済生会加須医療センター」(仮称)で、病床数は従来構想の200床を上回る300床規模となり、平成33年10月の開設を目指している。

 これを受け、市はすでに確保し、済生会側に無償貸与する予定の建設用地(約4ヘクタール)の農地転用許可や所有権移転登記、建設用地の土壌汚染調査、地質調査に向けた費用など約2280万円を9月市議会に計上する補正予算案に盛り込んだ。来春までに調査などを終え、建設に向け造成工事に着手したいとしている。

 これまで済生会側から示されていなかった事業費については、現時点で約130億円(概算)の見込み。これに対し、市は新病院の建築工事と医療機器整備に対する補助金として、補正予算案で上限50億円の債務負担行為を設定した。期間は平成31年度から3年間で、内訳は建築工事40億円、医療機器10億円。市はすでに医療体制確保基金として約40億円を積み立てており、今後は残る約10億円を準備する。

 新病院関連の予算案は他の補正予算案と切り離して9月3日に提出され、同10日の議決を目指す。