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稲刈りシーズン、棚田に収穫の音響く 岡山・美咲町

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稲刈りシーズン、棚田に収穫の音響く 岡山・美咲町

 「日本の棚田百選」の一つに選ばれている美咲町大垪和西地区が稲刈りのシーズンを迎え、静かな山あいは、コンバインの音が響いている。収穫された米は「棚田米」として、同町名物、卵かけご飯の販売店などにも提供される。

 標高約400メートルの谷間の傾斜地約40ヘクタールの同地区には、大小合わせて約800枚の棚田が広がり、現在約20戸の農家が稲作に取り組んでいる。

 金嶋陽一さん(77)の棚田では、4月下旬に植えた早生品種「あきたこまち」の苗が黄金色の穂を実らせ、金嶋さんは、岡山市から手伝いに来た孫の岡本武さん(25)らと一緒に、刈り取り作業に精を出していた。

 金嶋さんは「豪雨や台風の大きな被害も受けず、順調に育った」と言い「湧き水と澄んだ空気で生産される棚田米は、粘りと甘みがある」と太鼓判を押す。

 同地区の稲刈りは、10月上旬まで続けられる。