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“鳥の目”で昇仙峡堪能「新たな魅力」 ドローンからリアルタイム動画 山梨

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“鳥の目”で昇仙峡堪能「新たな魅力」 ドローンからリアルタイム動画 山梨

 甲府市の昇仙峡で今月から、小型無人機(ドローン)が撮影する渓谷美を、リアルタイムで楽しんでもらう“ドローン遊覧”のサービスが始まった。規定コースを飛ぶドローンに装着したカメラで約5分半の動画を撮影し、客は専用ゴーグルで堪能できる。昇仙峡観光の魅力をアピールする新たな観光素材として注目されそうだ。(松田宗弘)

 「ドローンを昇仙峡上空からの遊覧で活用できませんか」-。

 サービスは、ドローンによる災害対応を得意とする一般社団法人「アルファーミングル」(甲府市飯田)の吉岡光一専務理事らが昇仙峡観光協会に提案。6月の試験飛行で「まるで鳥になったよう」と体験者の反応が上々だったことから、「ドローン・バードビュー(鳥の目)遊覧」の名称で19日にスタートした。

 アルファーミングルの専門スタッフがドローンを飛ばし、客は昇仙峡の郷土料理店「さわらび」(同市平瀬町)の渓谷側テラスで中継映像を楽しむ。

 ドローンはテラスから出発。約1キロ先の昇仙峡の主峰・覚円峰に向けて飛ぶ。渓流の水面からほぼ垂直に180メートルほど切り立つ岩山だ。ドローンは頂上まで上昇後、仙娥滝を経由してテラスに戻ってくる。

 初日の19日は16人が利用。足の不自由な人がいる家族連れは、この人だけがサービスを利用し、ハイキングした家族みんなと思い出を共有できたという。

 観光協会の芦沢卓夫会長も「上空から見た昇仙峡には新しい魅力がある」と話す。

 「ドローン・バードビュー遊覧」は原則として土日曜、祝日の午前11時~午後3時半の営業で、予約は不要。当日に「さわらび」で受け付ける。料金は1千円。動画像は別途500円で販売し、客に電子メールで送信する。

 問い合わせは、アルファーミングル(電)055・225・3470。