産経ニュース

【私のイチ押し】平塚市博物館・澤村泰彦館長 京都の星巡り 行っては「あった。みつけた!」

地方 地方

記事詳細

更新

【私のイチ押し】
平塚市博物館・澤村泰彦館長 京都の星巡り 行っては「あった。みつけた!」

星マークの御朱印や京都バスマップなどを広げる平塚市博物館館長の澤村泰彦さん 星マークの御朱印や京都バスマップなどを広げる平塚市博物館館長の澤村泰彦さん

 京都を訪ね、星と関係のある寺社を巡って歩くのが趣味です。最初は勤続25年の休暇で仕事の恩返しにもなればと、江戸時代に京都の朝廷の天文観測係が使った観測機の台石を見せてもらいに行きました。以後は全くの個人的趣味です。年に1~2回ですが、家内を誘い、そのときだけは仲よくできます。ただし、家内は私の趣味には興味がないので、旅先ではほとんど別行動なんですが(笑)。

 「清明神社」は陰陽師(おんみょうじ)の安倍晴明を祭り、最近は平昌五輪での羽生結弦選手のプログラムでも有名になりましたが、清明桔梗(ききょう)(紋)は星マーク。五芒(ごぼう)星です。「大将軍八神社」や「城南宮」などがそうですが、方位除けの得意な神社は星に関係している確率が高い。

 北斗七星ないし北極星を神格化した妙見さんを祭っている「本満寺」など12カ所の寺を回る「洛陽十二支妙見めぐり」には、御朱印帳も欠かせませんね。

 密教寺院で祈祷(きとう)に使われる「星曼荼羅(ほしまんだら)」には、北斗七星、十二の星座、二十八宿などの星々が描かれています。そういうわけで、星好きにはたまらない所を探して、行っては「あった。星みつけた!」と言って喜んでいるんです。

 【メモ】昭和34年生まれの59歳。平塚市出身。筑波大学比較文化学類(中国文学専攻)卒業。57年、平塚市役所に入り、平塚市博物館で天文担当学芸員。平成25年、同館長就任。「館長になってからは、プラネタリウム投影の星空解説を『春だ!京都へ行こう』などと題して、星と関係のある京都の社寺や観光スポット、無名スポットなどを紹介。趣味を仕事に生かさせてもらっています」