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尼崎工業高生がアイデア出し合い鉄くずアートの「動物園」

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尼崎工業高生がアイデア出し合い鉄くずアートの「動物園」

アイデアを出し合いながら、鉄くずの動物を製作していく県立尼崎工業高校の生徒ら=尼崎市長洲中通 アイデアを出し合いながら、鉄くずの動物を製作していく県立尼崎工業高校の生徒ら=尼崎市長洲中通

 尼崎市長洲中通の県立尼崎工業高校の生徒が鉄くずなどの廃材を使って製作したユニークな動物の模型作品が、26日から「鉄くず動物園」として同市南塚口町のピッコロシアター(県立尼崎青少年創造劇場)で展示される。生徒らによる展示会は昨年に続いて2回目で、生徒たちは「子供たちが工業の世界に『おもしろい』と興味を持つきっかけになれば」と意気込む。

 通常なら捨てられる加工技術などの実習授業で余った銅板や鉄くず。機械科の生徒の間で、溶接練習でつなげた角パイプが地面をはうヘビの姿に、古びた工具の持ち手がワニの口が開閉する様子に見えると話題になった。この話を聞いた同校事務長の川東丈純さん(54)の提案を受け、同科の生徒4人が廃材から生み出した動物の模型で展示会を開催することになった。

 「並んだパイプの穴がゴリラの鼻に見えるんちゃう」「ゾウの頭にアルミくずを乗せたら、インパクトあるで」。生徒はアイデアを出し合いながらを廃材を削ったり、溶接したりして組み合わせていく。捨てられるはずだったボルトや鉄板、パイプなどはカバやインコ、タヌキに生まれ変わっていった。

 完成した作品は全10点。機械科3年の早川芽依さん(18)は「自分のアイデアが形になるので、わくわくする」と笑顔をみせた。作品の展示は同シアターの展示室で、9月2日まで。入場無料、午前10時~午後5時。