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宇都宮市の起業家支援事業に2社決定 ふるさと納税を活用

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宇都宮市の起業家支援事業に2社決定 ふるさと納税を活用

 宇都宮市は、ふるさと納税を活用した市内の起業家支援事業の対象を、カラス被害対策コンサルティング「クロウラボ」と発酵食品の開発販売「アグクル」の2社に決めた。起業家が目標額を設定してふるさと納税で寄付を募るクラウドファンディング型で、県内では初の取り組み。

 同事業は市内の起業家の取り組みを全国に発信し、資金集めを支援して起業を促進する狙いがある。ふるさと納税で寄付する側が、起業家を指定し、市が寄付と同額を補助する。市は起業家支援組織「宇都宮ベンチャーズ」と連携して支援する。

 7月に審査があり、ベンチャー企業2事業者が決定した。クロウラボは平成29年、宇都宮大でカラスを研究してきた塚原直樹代表らが設立したベンチャー企業。カラスの被害防止システムの開発やコンサルティングなどを進めている。アグクルは宇都宮大4年の小泉泰英代表が今年5月に設立。発酵食品の糀(こうじ)で作った離乳食を開発、販売する。

 9月から市ホームページとふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」で情報を発信し、最大3カ月の期間で寄付金の募集を開始する。市から起業家への補助金は12月以降に交付する予定だ。