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西日本豪雨 心のケアを山梨から派遣の2教諭が報告 「話を聞くこと」重要

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西日本豪雨 心のケアを山梨から派遣の2教諭が報告 「話を聞くこと」重要

 7月の西日本豪雨で被災した広島県の要請で、同30日から8月4日まで三原市の避難所で支援していた県立中央高校の教諭2人が23日、市川満教育長に状況を報告した。

 派遣されたのは、臨床心理士の資格を持つ一瀬英史教諭と、特別支援学校免許を持つ吉村清志教諭。

 市内6カ所の避難所を回り、土砂崩壊の心理的ショックで音に過敏になったという高齢者のほか、子供ら約20人から被災状況を聞きながら、心理面のケアを行った。

 一瀬教諭は「話を聞くことは被災者の心のケアにつながる」と強調。「大人は自分の気持ちを話せるが子供たちは表現しきれず、強いストレスの影響が現れることを想定しておく必要がある」と語った。

 吉村教諭も「日常生活で当たり前にできたことができなくなることが、子供たちにとってどれだけつらいことなのか、考えさせられた」と振り返った。

 市川教育長は「本県でも多くの人に話をしていただき、災害時の対応を考えるきっかけになればと思う」と述べた。