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群馬県内の熱中症搬送1266人 7月 昨年の3倍

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群馬県内の熱中症搬送1266人 7月 昨年の3倍

 記録的な猛暑が続いた7月、県内で熱中症による救急搬送者は1266人で、前年同月の約3倍に上ったことが総務省消防庁のまとめで分かった。人口10万人当たりでは約64人で、全国で5番目に多かった。

 前橋地方気象台によると、7月は23日に桐生で今年の県内最高気温となる39・9度を観測するなど、連日猛烈な暑さを観測していた。県内では熱中症で3人が死亡、69人が重症と診断された。

 今年に入って、県内では熱中症による救急搬送者が今月19日時点で累計1929人に達し、既に過去10年間で過去最多。23日も県内13観測地点のうち、前橋、伊勢崎など4地点で35度以上を観測する猛暑日となり、厳しい暑さが続いている。

 気象庁は、9月中旬にかけて高い気温が予想されるとし、引き続き注意を呼びかけている。

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 ■下山中の男性重症

 22日午後3時50分ごろ、みなかみ町湯絵曽(ゆびそ)の谷川岳で下山中だった千葉県柏市柏の会社役員、和田篤之さん(48)が熱中症の症状を訴え、通りかかった男性(70)が110番通報。和田さんは救急搬送され、重症と診断された。意識はあり、命に別条はないという。

 沼田署によると、和田さんは友人と2人で登山していたという。

 前橋地方気象台によると、みなかみ町の22日午後4時の気温は31・7度。午後2時20分ごろに最高気温33・7度を観測していた。