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宇治の消防署で外国人からの救急要請対応訓練 英会話学ぶ

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宇治の消防署で外国人からの救急要請対応訓練 英会話学ぶ

 外国人からの救急要請に対応できる知識と技術を身につけてもらおうと、宇治市の西消防署伊勢田救急出張所で22日、外国語対応の訓練が行われた。救急隊員約20人が、米国人らから救急対応の際に必要な英会話を学んだ。

 同市内には韓国・朝鮮人や中国人、ベトナム人など約2800人の外国人が住んでおり、外国人からの救急要請も増加傾向にある。市は4月から、電話で英語や中国語など5カ国語に対応する多言語通訳サービスを導入。同署によると、今月17日までに在日外国人や旅行者から計8件の利用があった。

 訓練では市内の小中学校などで英語を教える英語指導助手の米国人、ジョーダン・シモンズさん(25)ら3人が講師を務めた。「息苦しい」「めまいがする」「しびれる」といった病状を表す英単語のほか、身元の確認や痛みの場所などを聞き取る簡単な英会話をレクチャーした。

 大貫賢佑さん(23)は「ジェスチャーに加え、言葉で確認できれば手厚い救護ができる。学んだ英語をうまく活用したい」と話した。