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銚子で「ゆでピー」の落花生出荷 猛暑や台風通過に耐え上々の出来 千葉

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銚子で「ゆでピー」の落花生出荷 猛暑や台風通過に耐え上々の出来 千葉

「ゆでピー」用落花生の出荷前には、選別基準などを確認する「目揃え会」が開かれた=20日、銚子市(城之内和義撮影) 「ゆでピー」用落花生の出荷前には、選別基準などを確認する「目揃え会」が開かれた=20日、銚子市(城之内和義撮影)

 千葉県銚子市で県特産品「ゆで落花生(ゆでピー)」の原料となる落花生の出荷が始まった。20日には出荷計画の確認や現品査定を行う「目揃(そろ)え会」が同市新町のJAちばみどりグリーンホームで開かれた。出荷された落花生は八街市などで加工され、今月下旬には今季の“初もの”として店頭に並ぶ。

 ゆで落花生は、県農林総合研究センターが開発した製法により掘りたての生の落花生をレトルト調理して作られる。銚子市では「銚子ゆでピー生産組合」の農家11軒がキャベツやダイコンの休耕期に落花生を栽培し、八街市や千葉市の加工業者に出荷している。落花生は連作障害が出やすいため、キャベツ畑などで輪作を行える銚子産の落花生は、加工業者の評判も上々という。

 この日は、早朝に収穫されたゆで落花生用の主力品種「郷(さと)の香(か)」約800キログラムが出荷場に運び込まれ、洗浄や選別作業を経て出荷された。

 作業前に開かれた目揃え会で同組合の山口弘隆組合長(41)は「今年は梅雨明けが1カ月ほど早く、異例の高温や台風の通過もあり一時はどうなるかと思ったが、その後の適度な気候や生産者の努力により良好な落花生を出荷できるのではないか」と話した。

 同組合によると、今年は約771アールに作付けし、10月上旬までに約35トンの出荷を計画している。