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松江の小学6年生・小野こなみさん、全国少年少女レスリング6連覇の快挙

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松江の小学6年生・小野こなみさん、全国少年少女レスリング6連覇の快挙

 ■「オリンピック4連覇果たしたい」

 今年度の全国少年少女レスリング選手権大会で、松江市の小学6年生、小野こなみさん(12)が6連覇を達成した。小野さんは20日、所属クラブのある島根県雲南市を訪れ、速水雄一市長に快挙を報告。「オリンピックに出場し、伊調馨選手のように4連覇したい」と意気込みを語った。

 大会は今年7月27~29日に大阪・舞洲アリーナで開催され、男女・学年・体重別のトーナメント戦が行われた。女子6年45キロ超級に出場した小野さんは、全試合を失点ゼロ、1ラウンドフォール勝ちという圧倒的な強さで優勝。1年生の出場時から勝ち続け、6連覇を果たした。

 市役所を訪れた小野さんが「6連覇を目指しやってきました。うれしいです」と報告。速水市長は「この大会6連覇は、伊調さんや吉田沙保里さんも成し遂げていない偉業。心からお祝いします。オリンピック目指して頑張ってください」と激励した。

 小野さんは、兄がやっていたレスリングに興味を抱き、4歳から競技開始。初めは松江市内の教室に通っていたが、現在は「加茂B&Gレスリングクラブ」に所属し、週5日の練習に打ち込んでいる。重量クラスのため練習相手が少なく、中学生に交じって稽古を積むこともあるという。

 早くから全国で頭角を現わし、この大会6連覇を含めて1年生の頃から出場した全国大会は計15回、無失点での優勝を続ける無敵ぶりだ。「小さい頃から戦うことが好き。白黒はっきりと結果が出るところが楽しい」とレスリングの魅力を話す。

 中学進級後も「1年の時から2、3年生に勝ち、3連覇したい」と目標を掲げる。さらにその後については、「オリンピック4連覇を果たして地元に帰ってきたい」と力強く語った。

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 今大会は、小野さんを含めて加茂B&Gレスリングクラブから9人が出場。小野さんの優勝をはじめ、3人が準優勝、2人が3位入賞を果たした。クラブ結成以来、最高の成績を収めた原恵介監督は「小野さんの真面目に取り組む姿勢が、他の選手たちに波及した面がある」と話している。