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若者ら古式捕鯨を再現 勇壮に「太地浦勇魚祭」 和歌山

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若者ら古式捕鯨を再現 勇壮に「太地浦勇魚祭」 和歌山

 小型鯨類の追い込み漁で知られる太地町で、古式捕鯨を再現する「太地浦勇魚祭」が行われた。赤い鉢巻きにふんどし姿の地元の若者らが、湾内でクジラに乗りながら格闘する様子を演じた。

 地元の中学生を含む若者ら16人が勢子船と呼ばれる小型木造船2隻に分かれて乗り、掛け声を上げながら、全長約9メートルのクジラの模型を湾内に追い込む姿を演技。もりで弱らせたクジラの背に1人がまたがり、包丁でとどめを刺した。

 約400年続く捕鯨文化を伝えるため毎年8月14日に開催している。大阪府岸和田市から訪れた会社員、河村明美さん(42)は「地元の子供たちが歴史を学んで実演するのは教育としても良い。これからも続けてほしい」と話した。