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手書きマップで日本遺産に追加認定の諸寄港散策を 新温泉町教委・川夏課長が制作 兵庫

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手書きマップで日本遺産に追加認定の諸寄港散策を 新温泉町教委・川夏課長が制作 兵庫

手書きの「諸寄港・まち歩きマップ」を制作した川夏晴夫さん=新温泉町 手書きの「諸寄港・まち歩きマップ」を制作した川夏晴夫さん=新温泉町

 日本遺産に新温泉町諸寄の諸寄港が「北前船寄港地・船主集落」に追加認定されたことを記念して、同町教委が2色刷りとカラー版の「諸寄港・まち歩きマップ」を制作した。手書きの素朴な味わいで、北前船ゆかりの神社や旧廻船(かいせん)問屋などをめぐるモデルコースを紹介し、観光客らに人気を呼んでいる。

 マップを描いたのは、生涯教育課長の川夏晴夫さん(58)。埋蔵文化財関係の仕事で地図などを制作した経験から、5年前から趣味で手書きのマップをパソコンで制作している。

 精密な住宅地図を画像処理し、家や路地を俯瞰(ふかん)して立体的に描いていく手法。これまでも浜坂駅前や岸田川河口地区などを「まち歩きマップ」にした。

 諸寄地区は今年5月に制作。2色刷りは町並みを手書きで描き、旧廻船問屋や名物商店などを個別に紹介。港には北前船が浮かぶ遊び心もあり、「何度も足を運んでいるので」と、地元の細かい情報も掲載している。

 川夏さんは「諸寄は北前船ゆかりの建物や係留施設などが現存し、歌人や日本画家らを輩出しました。ぜひマップを手に散策してください」と話している。

 マップはいずれもA3判。2色刷りは3500部、カラー版は2千部を作り、町内の道の駅や観光協会などで配布している。