産経ニュース

宇都宮・根古谷台遺跡の国史跡指定30周年、縄文衣装試着など企画展

地方 地方

記事詳細

更新


宇都宮・根古谷台遺跡の国史跡指定30周年、縄文衣装試着など企画展

 縄文時代前期の大規模な集落跡、根古谷台(ねごやだい)遺跡の国史跡指定30周年を記念した企画展「六千年前のうつのみや」が、遺跡のある「うつのみや遺跡の広場」(宇都宮市上欠町)の資料館で開かれている。9月30日まで。遺跡から出土した土器や石器を展示し、クイズラリーや縄文衣装の試着体験も実施している。

 同遺跡は市が墓園造成のために、昭和57~62年に発掘調査を実施。61年に縄文前期の大集落跡が発見され、63年に国史跡に指定された。市は遺跡を保存するため、史跡公園「うつのみや遺跡の広場」として建造物を復元し、出土品を展示する資料館を整備した。

 発掘調査では、竪穴式住居跡27棟、長方形大型建物跡16棟、方形建物跡11棟、掘立柱建物跡19棟、墓坑と考えられる土坑340基を確認。土坑の周囲に建物を配置した「環状集落」で、葬送儀礼を行う大規模なムラだったと考えられている。

 企画展では、出土した土器や石匙(いしさじ)、石の矢じりなど約100点を展示。小中学生向けのクイズラリーや縄文の衣装試着などの体験コーナーもある。

 月曜休館(祝日は開館し翌日休館)。入館無料。問い合わせは同館(電)028・659・0193。