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バットをバチに持ちかえて 野球部員5人が大太鼓 神奈川

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バットをバチに持ちかえて 野球部員5人が大太鼓 神奈川

吹奏楽部とともに応援歌を演奏する野球部員たち=5日、甲子園球場(吉沢智美撮影) 吹奏楽部とともに応援歌を演奏する野球部員たち=5日、甲子園球場(吉沢智美撮影)

 慶応の応援席では迫力のある吹奏楽部の演奏に合わせ、ユニホームを着た野球部員5人が元気よく大太鼓をたたき、応援を盛り上げていた。

 5人は応援指導部の助っ人として県大会の約1カ月前から野球の部活動と並行して大太鼓の稽古を開始。「家に帰っても音源を聞いて練習した」という2年生の岡田悠佑(ゆうすけ)さん(16)は「『アラビアンコネクション』は短い曲だがテンポが難しい」と苦労を語る。

 慶応の攻撃で応援が始まると、気迫のこもった表情で烈火の如く大太鼓をたたく野球部員たちだが、「連打を繰り返すと、肩がしびれてくる」と悩みもある。

 それでも、2年生の渡辺豪樹(ごうき)さん(16)は「この甲子園で20回でも30回でも大太鼓をたたいていきたい」。バットをバチに持ちかえてナインをもり立てる思いは通じ、チームは劇的なサヨナラ勝利を手にした。