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鳥羽伏見の戦い犠牲者追悼 宇治川派流で万灯流し 京都

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鳥羽伏見の戦い犠牲者追悼 宇治川派流で万灯流し 京都

 慶応4(1868)年の鳥羽伏見の戦いの犠牲者らを追悼する「伏見万灯流し」が4日夜、京都市伏見区の寺田屋浜前の濠川・宇治川派流で行われた。川岸からは約千個の灯籠が次々と流され、辺りは鎮魂の祈りに包まれた。

 洛南保勝会や伏見観光協会などでつくる実行委員会が主催。平成16年から毎年行われ、伏見の夏を彩る風物詩となっている。集まった市民や観光客らは水面に映える幻想的な光をながめながら、明治維新につながる150年前の鳥羽伏見の戦いで犠牲になった命に思いをはせた。

 長崎市片淵の無職、江越俊子さん(88)は「暗い水面に映る燈籠の光が非常に幻想的で、風情を感じられた」と話していた。