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陸上の「屋内練習走路」完成 桐生選手ら8人走り初め 山梨

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陸上の「屋内練習走路」完成 桐生選手ら8人走り初め 山梨

 県は3日、富士北麓公園陸上競技場(富士吉田市上吉田立石)に「屋内練習走路」を竣工した。オープン式典では、25日からジャカルタで開かれる第18回アジア競技大会に出場する桐生祥秀(よしひで)、ケンブリッジ飛鳥ら日本代表選手8人が走り初めをした。2020年東京五輪へ向けた日本選手団の練習拠点とすると同時に一般にも開放する。

 式典で後藤斎知事は「県産材や技術の粋を集めて完成した練習走路を通じ、国内外へ山梨県の魅力を発信できる」とあいさつ。日本陸上競技連盟の尾縣貢(おがた・みつぎ)専務理事は「雨天でも利用できる屋内走路という素晴らしい練習環境の中で、期待に応えられる競技をしていきたい」と力を込めた。

 屋内練習走路の名称は、一般公募の中から「富士ウッドストレート」に決定。総工費は約6億3千万円。木造平屋、延べ床面積約1408平方メートル。建て屋は高さが最長6メートル、室内長153メートル、幅9・1メートルで、ウレタンなどを使用した130メートルの直線走路5レーンを備える。曲がりにくく、反りにくいという、県産材100%の「CLT」パネルを壁や天井などに使用した。

 式典最後の走り初めは、日本代表8人が数人ずつに分れて行った。選手らは試走後、観覧に訪れた一般客に笑顔と握手で応えた。

 利用の問い合わせは、富士北麓公園(電)0555・24・3651。