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【日本高校ダンス部選手権】関東・甲信越大会 日大明誠 悲願の全国出場へ 山梨

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【日本高校ダンス部選手権】
関東・甲信越大会 日大明誠 悲願の全国出場へ 山梨

 ■メンバー間で競いレベル向上

 高校ダンス部の日本一を決める「第11回日本高校ダンス部選手権」の関東・甲信越大会が7~9日、東京都大田区の片柳アリーナで開かれる。本県からは日大明誠高校(上野原市上野原)のダンス・チア部が9日に出場する。創部直後から6年連続の挑戦。16、17日に横浜市西区の横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)で行われる全国大会へ、悲願の初出場を目指す。 (昌林龍一)

 チアリーダーから出発し、野球部などの応援もしており、現在は部の名称に「チア」を残している。ヒップホップやロックのストリートダンスからジャズダンスまであらゆるジャンルを踊る。

 今年は部員が創部以来最高の63人(男子7人)。従来の「ビッグクラス」=13人以上=に27人(うち男子5人)で出場し、「スモールクラス」に女子12人が初挑戦する。

 ビッグクラスは2、3年の女子が中心。ヒップホップを中心にジャズダンスを織り交ぜ、サーカスの栄枯盛衰を豊かな感情表現で踊る。

 スモールクラスは「人形」をテーマに、家で子供が寝た後に人形が動き出すストーリーを展開する。

 3年で部長の宮下明日香さん(18)は「昨年は本番で緊張しすぎた。今年のメンバーは良くも悪くもあまり緊張しない」と話す。

 ビッグクラスの練習は具体的に悲しい場面を想定し、「メンバーで『どんな表情をするか』と相談しながら練り上げている」と話す。衣装担当の3年、北川舞さん(18)も「(衣装は)黒と紫を使い、妖艶(ようえん)さと悲しさの両方を表現した」と解説する。

 2年で次期部長の河崎緋翠(ひすい)さん(16)は、「ビッグもスモールも、メンバー同士の競争心で全体のレベルが上がった」と自信をのぞかせた。

 顧問の小泉宏太教諭(34)は「今年のメンバーは表現力が豊か。両クラスともストーリー性が高いダンスで実力を生かせるだろう」と期待する。「ビッグではあえて、後半を悲しくすることで他校と差別化をはかった」という。

 夏休みに入り、ほぼ毎日、午前9時から午後4時まで猛練習をこなす。「昨年はチームとしてのダンスが十分にまとまらなかった。今年はしっかり練習できている」と小泉教諭。

 「今年のメンバーは、急な配置の変更でもうまく踊りきるなど本番に強い。全国大会に進出できる実力がついてきたと思う」と宮下さん。部員たちは暑さ以上に闘志を燃やしている。

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主催 産経新聞社、ストリートダンス協会

共催 関西テレビ放送

後援 スポーツ庁、全国高等学校体育連盟ほか

特別協賛 エースコック

協賛 大塚ホールディングス、ジョンソン・エンド・ジョンソンほか

運営統括 ブルースプラッシュ