産経ニュース

川崎市長「教委判断は妥当」 後援取り消しに教科研は「説明求める」

地方 地方

記事詳細

更新


川崎市長「教委判断は妥当」 後援取り消しに教科研は「説明求める」

 川崎市教育委員会が、憲法改正「阻止」の内容を含む「教育科学研究会(教科研)・全国大会」の後援をいったん承諾した後に取り消した問題で、福田紀彦市長は2日の定例記者会見で「教委の判断は妥当だった」との見解を示した。

 福田市長は「教委への申請資料に憲法改正『阻止』の文言はなく、できあがったチラシには『阻止』が含まれていた」と経緯を説明。「政治的中立性を欠く内容を後援しないとする教委の綱領に反する。取り下げは妥当だ」とした。

 ただ、「申請時にもっと過去の資料を読み取っていれば、後援しないという判断ができたのではないかと(教委に)伝えた」「一度後援を許諾したものを取り消すのは、相手に大変、迷惑をかける。こうしたことが起きたことは遺憾に思う」とも話した。

 一方、教科研の佐貫浩委員長は同日、産経新聞の取材に対し、「いったん後援を決めたならば、(教科研側に)確認した上で判断するべきだった」とした上で、「教委に詳細な説明を求める」と述べた。