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なにわ大賞に枚岡神社の中東弘宮司 「お笑い神事」広める

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なにわ大賞に枚岡神社の中東弘宮司 「お笑い神事」広める

 大阪を元気にしようと頑張っている人たちを顕彰する「第21回なにわ大賞」に、枚岡神社(東大阪市)宮司、中東弘さん(77)が選ばれた。同神社の「お笑い神事」に一般の人にも参加を呼びかけ、年末の風物詩として人気を集めるようになった。

 同神事は、洞窟に閉じこもった天照大神が、神々の笑い声が気になり顔を出した「天の岩戸伝説」にちなんで始まったとされる。中東さんは平成21年に宮司就任後、これまで少人数で行っていた神事への参加を地域住民らに呼びかけた。年々参加者は増え、昨年は約4千人が集まった。

 東大阪市役所ロビーで行われた贈呈(も~て~)式に出席した中東さんは「参加者をさらに増やして世界を笑いでつなぎたい」と夢を語った。

 準大賞には、東大阪市の町工場や職人の姿の写真を撮り続けている溶接職人、川勝親(ちかし)さん(58)=東大阪市=と、子供たちに大阪の昔話などを語るボランティア活動をしている「なにわ語り部の会」(大阪市)が受賞した。

 なにわ大賞は、約90の企業・団体でつくる「なにわ名物開発研究会」が主催。大阪らしい“いちびり精神”を発揮している個人・団体を年1回、有識者らが選考し、表彰している。