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アメリカミンクの痕跡探せ 栃木県と那須野が原博物館、生息状況確認へ

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アメリカミンクの痕跡探せ 栃木県と那須野が原博物館、生息状況確認へ

アメリカミンクの痕跡調査を進める那須野が原博物館の近藤慧学芸員(右)ら=7月31日午前、大田原市寒井 アメリカミンクの痕跡調査を進める那須野が原博物館の近藤慧学芸員(右)ら=7月31日午前、大田原市寒井

 特定外来生物、アメリカミンクが栃木県内で初めて確認されたのを受け、県と那須野が原博物館による痕跡調査が始まった。那須町で目撃が相次いだカワウソに似た動物はニホンカワウソではなく、県内侵入が懸念されていたアメリカミンクの可能性が強まった。関係者は、生息状況を確認し、今後の対策に生かさなければならないとしている。(伊沢利幸)

                   

 7月10日、大田原市寒井の路上でアメリカミンクの成獣の雌1頭(頭胴長36センチ、尾長18センチ、体重900グラム)が死んだ状態で発見された。同館に持ち込まれ、個体の特徴などからアメリカミンクと確認された。県と同館は同31日、同市寒井の那珂川周辺に設置していた自動撮影カメラ5台のデータを回収し、アメリカミンクが発見された付近を中心に調査。糞(ふん)や足跡などの痕跡を調べたが、台風の影響もあり、確認できなかった。今年に入り、カワウソに似た動物の目撃情報が相次いだため、6月末にカメラが設置されていた。

 今後、カメラのデータを分析し、調査範囲を発見現場の上流下流に広げる。また、改めてカメラを設置することや調査態勢、調査方法も検討する。

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