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忍者の情報求む! 三重大、全国800団体・人に依頼文書

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忍者の情報求む! 三重大、全国800団体・人に依頼文書

 忍者の情報求む。真偽は問わず-。三重大の国際忍者研究センター(伊賀市)は、全国の博物館や教育委員会、史料収集家など約800団体・人に情報提供の依頼文書を送る。題して「全国忍者調査プロジェクト(忍プロ)」。どこにどんな史料や伝承があるのかをデータベース化して国内外に発信するとともに、各地に出向いて史料を分析・調査する。

 求めているのは、現代でいう給与明細や勤務記録、職員録のような史料から忍術書、家系図、日記までありとあらゆるもの。同大人文学部の山田雄司教授は「すでに知られている古文書で忍者の記述はあっても、そこに焦点を当てた研究が行われていない例もある」と指摘。「どんなわずかな情報でも」と呼びかけている。

 8月中に依頼文の発送を終え、同センターのホームページでも情報提供を呼びかける。同センターの高尾善希准教授は「史料が多く集まれば、今後の研究課題もみえてくる」と期待している。

 同センターは昨年7月に発足し、実在した忍者だけでなく、小説や漫画、映画に登場するフィクションとしての忍者も研究。市民講座開催や「忍者学」の国際的なネットワーク構築に取り組んでいる。