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AI活用し婚活サポート 埼玉県がセンター開設、10月から紹介開始

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AI活用し婚活サポート 埼玉県がセンター開設、10月から紹介開始

 深刻化する少子化に歯止めをかけるため、埼玉県は1日、人工知能(AI)を活用した独身男女の「婚活」サポートに乗り出した。「SAITAMA出会いサポートセンター」を県内3カ所に開設し、会員の募集を始めた。背景には未婚者の多くが結婚願望を持ちながらも、気の合う異性にめぐり合わないという現状がある。3年間で7000人の登録を目指し、10月から婚活マッチングを始める。(川上響)

                   

 センターのマッチング方法は2つ。会員が希望する年齢、身長、学歴などを入力し、条件に合った相手を自身で検索する。もう1つは会員の価値観や性格などに関するアンケートの回答内容を、AIが希望条件を加味した上で独自に分析し、相性の良い人を紹介する。出会い申し込みに対して相手側が了承すれば実際に対面する流れだ。

 センター開設の背景には少子化の進展がある。県によると、1人の女性が生涯に産むことが見込まれる子供の数を示す指標「合計特殊出生率」は全国で1・43だが、県内は1・36と低水準。また、50歳時点での未婚者の割合を示す県内の生涯未婚率(平成27年)は男性25%、女性13%だ。特に男性は20年前から16ポイントも上昇した。一方で、未婚者の約9割は結婚願望を持っているが「出会いがない」という声が少なくない。

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