産経ニュース

学力テスト 9分野で全国平均以上 「理科教育に成果」 茨城

地方 地方

記事詳細

更新


学力テスト 9分野で全国平均以上 「理科教育に成果」 茨城

 文部科学省が31日に公表した平成30年度の「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)の結果によると、県内では、小学6年の平均正答率が国語と算数の全4分野で全国平均以上となったが、全国順位では3分野で前年度より下落した。中学3年は国語と数学の全4分野中、数学の1分野を除く3分野で平均正答率が全国平均を上回った。3年ごとに実施される理科は小6、中3ともに平均正答率が全国平均を上回った。

 全国学力テストは小6と中3を対象に4月17日に行われ、県内でも全公立小中学校で実施。科目は国語、算数・数学と理科で、理科以外は知識に関する「A問題」と、知識の活用力を問う「B問題」に分けて行われた。

 小学校では、3科目5分野全ての平均正答率が全国平均以上になったが、国語Aが前年度より順位を10下げた。理科の平均正答率は全国平均より3・2ポイント高く、全国順位も5位と上位に入った。

 中学校では、数学Bの平均正答率が全国平均を0・2ポイント下回ったが、全国順位は前回より上がって16位となり、ほかの4分野の平均正答率は全国平均を上回った。

 県教委の担当者は「力を入れてきた小中学校向け理科教育の成果が出た」と分析する一方、「結果に一喜一憂せず、児童や生徒の学力向上に向けて取り組みの見直しや検討を行っていきたい」と語った。