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山口FG、生き残りへ組織改編

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山口FG、生き残りへ組織改編

 山口フィナンシャルグループ(FG)は今夏、新規事業の拡大を目標に、大幅な組織改編を実施した。地域開発事業本部を「地域・事業開発本部」に改称し、傘下に「次世代事業部」を新設した。日銀のマイナス金利政策など、地銀受難の時代にあって、収益力を強化する。

 次世代事業部は、ICT(情報通信技術)を活用した金融サービス「フィンテック」の進展など、経営環境の変化を踏まえながら、新規事業の可能性を探る。合わせて、長期ビジョンも策定する。最先端の情報が欠かせないことから、拠点は東京に置く。

 また、銀行の持つビッグデータとAI(人工知能)を活用し、地域企業の課題解決を目指す新会社「データ・キュービック」を設立した。福岡のシステム開発会社、フュージックと共同出資した。

 山口FGの吉村猛社長は「フィンテックによって、銀行がスマホのアプリになることさえ想定できる。生き残りへ、新しい事業に挑戦しなければならない」と話した。