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【ちば人物記】レ・ミゼラブルでミュージカルデビューの高校生・熊谷彩春さん(18)

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【ちば人物記】
レ・ミゼラブルでミュージカルデビューの高校生・熊谷彩春さん(18)

熊谷彩春(いろは)さん(橘川玲奈撮影) 熊谷彩春(いろは)さん(橘川玲奈撮影)

 ■希望の光、観衆に与えたい

 来年4月から東京都千代田区の帝国劇場で行われる19世紀のフランスの文豪、ビクトル・ユゴーの小説が原作のミュージカル「レ・ミゼラブル」。幼くして母親を失う不幸な生い立ちを乗り越え、初恋を経験して大人の階段を上っていく女性「コゼット」の新キャストに選ばれ、デビューする。「レ・ミゼラブルは小さいころから大好きなミュージカル。夢みたい」と出演が決まった喜びを語る。

 ミュージカルを初めて見たのは2歳のころ。父親の転勤先のイギリスで「ライオンキング」を見て、それ以来ミュージカルのとりこになった。今回出演が決まったレ・ミゼラブルも劇場でみて感動し、幼いころは出演者が旗を振るのをまねて、自宅で毛布を振り回して歌う「レミゼごっこ」をしてよく遊んだという。

 「いつかミュージカルの舞台に立ちたい」と夢を抱き、幼いころから声楽やバレエの稽古を積んできた。ただ、自身は、夢がかなうのは、もう少し先のことだと思っていたという。

 大きな転機が訪れたのは昨年夏。友人の勧めで米国のサマースクールに参加した。ミュージカルの本場、米ニューヨークのブロードウェーで活躍する先生から歌や演技の指導を受け、今すぐにでもミュージカルをやりたいと気持ちが高まった。帰国後、芸能事務所の門をたたき、昨秋に募集があったレ・ミゼラブル2019年全国公演のオーディションを受けた。

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