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昔の知恵で涼を呼ぶ 「高松打ち水大作戦」に260人

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昔の知恵で涼を呼ぶ 「高松打ち水大作戦」に260人

 暑さを和らげる「打ち水」の効果を体感してもらおうと、「高松打ち水大作戦2018」が25日、高松市サンポートの高松シンボルタワー前で行われた。市内の会社員や浴衣姿の学生、幼稚園児ら約260人が参加。「地球冷やせ、風起こせ」という掛け声で、一斉に水をまいた。

 古くからの暑い季節の暮らしの知恵を知ってもらい、地球環境に対する意識を高めようと、NPO法人「四国の道路サポータクラブ」が毎年行っており、今年で13回目。

 この日は雑用水約1トンが用意された。高松市の加藤昭彦副市長の「打ち水はじめ」という号令に合わせ、参加者はバケツの水を手で地面にまいた。イベントを始める前の正午過ぎに37・3度だった地面の温度は、打ち水のあと35・1度まで下がり、会場はいくぶん涼しく感じられた。

 今年から優雅さや楽しさなどを選定基準に“打ち水名人”が認定され、初代名人には同市の起千明さん(24)が選ばれた。起さんは「打ち水は体感的にとても涼しく感じられた。家でも実践したい」と笑顔で話した。

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 高松地方気象台などによると、25日の高松市の最高気温は36・3度。今夏最高だった昨日の37・7度より低かったが、35度以上の猛暑日が続いている。

 週末頃には猛暑は一段落するとみられているが、「大暑」(23日)を過ぎても暑い日は続く見込み。

 同気象台などでは、熱中症対策として冷房の適切な使用や十分な水分補給などを呼びかけている。