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新燃岳噴火で予知連部会「マグマ膨張、重点監視必要」

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新燃岳噴火で予知連部会「マグマ膨張、重点監視必要」

「霧島山部会」の初会合後、取材に応じる鍵山恒臣部会長(左)ら 「霧島山部会」の初会合後、取材に応じる鍵山恒臣部会長(左)ら

 宮崎、鹿児島両県境に位置する霧島連山の新燃岳などの爆発的噴火を受け、火山噴火予知連絡会が設けた「霧島山部会」が、鹿児島市の鹿児島地方気象台で初会合を開いた。部会長を務める京都大の鍵山恒臣名誉教授(火山物理学)は会合後、「霧島連山の深部ではマグマの膨張が続く。中長期的な視点で見ていかなければならない」と述べ、重点的に監視を続ける必要性を強調した。

 部会は、霧島連山の火山活動の現状や将来見通しを分析するのが目的。初会合には、13人のメンバーのうち12人が出席した。新燃岳は火山性地震が多い状態を保っており、噴火を繰り返す可能性があることなどを気象庁が説明。これを受け、メンバーらが監視上の着目点などについて議論した。

 霧島連山では、3月に新燃岳が7年ぶりに爆発的噴火をした。その後も新燃岳やえびの高原(硫黄山)で活発な火山活動が続いている。