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北九州市補助金など3200万円を不正に受給 市議が元理事の法人

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北九州市補助金など3200万円を不正に受給 市議が元理事の法人

 児童養護施設などを運営する北九州市小倉南区の社会福祉法人「双葉会」が、昨年3月末までの約6年間で、北九州市の補助金など約3200万円を不正受給していたことが、23日までに分かった。同市の西田一市議(46)が昨年6月まで4年以上、同法人の理事を務めていた。

 市によると、施設利用者が社会になじめるよう、民間賃貸住宅で集団生活をしてもらう費用を支援する国と市の「分園型自活訓練事業」で、居住人数や日数などが支援を得られる要件を満たしていないのに、平成23~28年度に計約2800万円を受給した。

 知的障害児の受け入れに対して市が補助する「処遇改善事業」でも27~28年度、勤務実態のない男性をスタッフとして申請。計約440万円を受け取った。

 昨年10月に寄せられた情報をきっかけに、市が監査して発覚した。西田氏は21年に初当選し、現在3期目。25年4月から同法人理事に就いた。取材に「勤務実態など、細かいところまで把握できなかった」と述べた。