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長野知事選 選挙サンデー、積極的に支持集め 

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長野知事選 選挙サンデー、積極的に支持集め 

 知事選は22日、告示後初めての日曜日を迎えた。3選を目指す現職の阿部守一氏(57)と、新人の金井忠一氏(68)は、駅頭やスーパーなどで街頭演説をこなすなど、県内各地を積極的に回り、有権者に支持を求めた。

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 ■支持者と握手交わす 阿部守一氏 

 阿部氏は、誰もが安心して暮らせる共生社会の実現や産業振興などの公約に理解を求めた。

 小布施町の長野電鉄小布施駅前では、集まった約50人の支持者に向かい、「人口が減り続ける中、結婚や子育て支援に県がもっと力を入れ、若い人たちや子供たちが元気に暮らせる県をつくっていく」と力を込めた。

 西日本豪雨にも触れて、「防災・減災対策もしっかり取り組む」と、県土の強靱化を推進する考えを示した。

 遊説先では、一人一人の支持者と握手を交わし、「何か困っていることはないですか」「暑いから気をつけてくださいね」などとと声をかけていた。

 この日は、小布施町や飯山市など北信地域の7市町村を回り、計10カ所で街頭演説を実施した。

 陣営幹部は、猛暑の中での選挙戦を強いられていることから、「集まった支援者を待たせるわけにはいかない」と、途中、何度もスケジュールを確認していた。

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 ■スーパー中心に演説 金井忠一氏

 金井氏は、長野市内のスーパーでマイクを握り、今回の知事選で再三、唱えている「3つの県政転換」を訴えた。

 安倍晋三首相(自民党総裁)の政権・党運営を厳しく批判。同時に、県政の「オール与党体制」下で、阿部氏へのチェック機能が損なわれていると指摘し、大型公共事業を優先する姿勢にも疑問を投げかけた。

 具体的には、大北森林組合の補助金不正受給事件や、リニア中央新幹線の建設問題に言及し、「県民の切実な要求を具体化して実現していくことが大切だ」と強調した。

 街頭演説には、武田良介参院議員も同行。金井氏の人柄を持ち上げ、県民本位の県政を実現できる政治姿勢を備えていると語った。

 金井氏は、長野駅頭でも同様の演説をし、歩道を往来する有権者らに笑顔で手を振り、支持者と握手を交わすなどしてアピールした。

 この日は、多くの有権者が訪れるスーパーを中心に街頭演説を行った。