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「あきた大鉄道展」明治から現代までの記憶集大成

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「あきた大鉄道展」明治から現代までの記憶集大成

 明治時代から現代までの秋田の鉄道史を、貴重な映像や資料でたどる「あきた大鉄道展HE(へいせい)-30系」が秋田県立博物館(秋田市)を主会場に開催されている。JR東日本秋田支社との共催で、列車のヘッドマークや部品、ポスターなど400点以上が並ぶ。

 最も貴重な品は昭和47年5月に新潟県を走った昭和天皇の「特別列車」を牽引(けんいん)した「C57 1」の蒸気機関車に使用された「菊のご紋章」。土崎工場の職員が銅板から製作し、走行前の整備・点検を同工場が担当した経緯がある。

 展示の中心は昭和36年10月の大規模なダイヤ改正以降の列車の変遷。「列車から記憶をたどり、思い出を子供たちに伝えてほしい。マニアの方に加え、家族でぜひ訪ねてもらいたい」と山田浩充館長。

 パンタグラフの作動や、列車の行き先や名称を示す表示板の回転実演も試せる。

 8月3日からは第2会場となる秋田県立美術館県民ギャラリー(秋田市)でも展示を開始、駅のポスターや駅弁などの資料、約120点が並ぶ。

 入場料は両館共通で大人800円、高校生・大学生500円、小中学生200円で、期間はともに8月26日まで。ミニSL運転会など関連イベントも実施する。(藤沢志穂子)