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長野県知事選告示 阿部県政8年の評価争点

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長野県知事選告示 阿部県政8年の評価争点

 任期満了に伴う知事選が19日、告示され、いずれも無所属で、3選を目指す現職の阿部守一氏(57)=自民、立民、国民、公明、社民推薦=と、元上田市議の新人、金井忠一氏(68)=共産推薦=の2氏が立候補を届け出た。2期8年にわたる「阿部県政」に対する評価が最大の争点になる。両氏は届け出後、街頭に繰り出し、支持を訴えた。投開票日は8月5日。有権者の判断が注目される。(太田浩信、久保まりな)

 阿部氏は、午前7時半から長野駅前のホテルで出陣式に臨んだ。会場には、推薦する各党の代表や国会議員ら約300人が集まり、「オール信州」で勝利することを誓った。

 その後、初当選から半年後の平成23年に、県北部地震に見舞われた栄村に向かい、JR飯山線の森宮野原駅前で第一声を行った。厳しい猛暑の中、約300人の支持者らに、「一人でも多くの人に投票所に足を運んでほしい」と訴えた。

 応援に駆けつけた飯山市の足立正則市長や栄村の森川浩市村長らは、県北部地震を振り返り、「適切で迅速な対応をいただいたから現在がある」と、阿部氏の行政手腕を評価した。

 続いて飯山、中野両市などを選挙カーで回り、午後には松本、岡谷、飯田3市の街頭で支持を求めた。

 金井氏は、午前9時から長野駅前で出陣式と第一声を行った。約200人の支持者らを前に、大北森林組合による補助金不正受給事件について、阿部氏の対応を批判。「県政の転換を図り、必ずや県民の役に立つ」と声を張り上げた。

 第一声の会場には、「明るい県政をつくる県民の会」や共産党所属の県議らが駆けつけ、「金井氏ほどはっきりものが言える人はいない」などとアピールした。

 終了後には、支持者一人一人と固く握手を交わし、午前10時からは北長野駅前で街頭演説。午後に入ってからは、中野や小諸、佐久3市など東信地域を中心に遊説や街頭演説をこなし、夜には、地元・上田市で開かれた事務所開きに臨んだ。