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請求書偽造し90万円詐取 県教委、館林高教諭を懲戒免職

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請求書偽造し90万円詐取 県教委、館林高教諭を懲戒免職

 県立高校の教職員の不祥事が相次いでいる。県教育委員会は18日、請求書や領収書を偽造し、約90万円をだまし取ったなどとして、館林高(館林市富士原町)の吹奏楽部顧問の小川一郎教諭(46)を懲戒免職処分にしたと発表した。指導監督を怠ったとして、校長も戒告処分。大間々高(みどり市大間々町桐原)では野球部監督の男性教諭(55)が複数の部員に体罰を加えたとして、6月に監督を解任されており、県教委はこの教諭も戒告処分にしたと明らかにした。処分はいずれも18日付。

 県教委によると、小川教諭は昨年5月から今年1月にかけて、計6回にわたり、楽器のレンタル代名目などで、偽造した請求書や領収書を使用し、生徒会会計と学年会計から約90万円をだまし取った。

 前任地の西邑楽高(大泉町朝日)では、平成19年度から21年度にかけ、備品のクラリネットなど楽器計6点(購入時125万7900円)を中古店に売却し、私的に流用。今年5月末、領収書の不備がきっかけで両校での不正行為が相次いで発覚した。

 小川教諭はだまし取った金を私的に購入した楽器代や消費者金融からの借金返済に充てていた。「部の運営で経費が膨らんだ。複数の消費者金融から数百万円の借金があった」などと話しているという。

 このほか、吹奏楽部などでつくる「東部地区吹奏楽連盟」で約500万円、「邑楽館林吹奏楽連盟」でも約130万円を横領していたことも発覚。小川教諭は両連盟で会計を担当していた。

 館林高は県警に被害届を提出済み。西邑楽高と両連盟も県警に相談している。

 大間々高の野球部監督だった男性教諭は昨年夏から今年6月にかけて、部員9人にバットのグリップで小突くなどの体罰を加えていた。この教諭は過去にも体罰が原因で処分を受けていた。