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高校生7人、貿易実務検定合格 全国初 神戸商業高「頑張った結果」

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高校生7人、貿易実務検定合格 全国初 神戸商業高「頑張った結果」

貿易実務検定C級に合格した県立神戸商業高校の生徒7人 =神戸市垂水区 貿易実務検定C級に合格した県立神戸商業高校の生徒7人 =神戸市垂水区

 契約における手続きなど貿易取引に欠かせない実務的な知識を認定する「貿易実務検定C級」に、県立神戸商業高校(神戸市垂水区)の生徒7人が高校生としては全国で初めて合格した。生徒らは貿易実務と貿易英語についてそれぞれ週3時間の授業に加え、試験前には補習を受講。自宅でも勉強を続けて試験に臨んだだけに、「びっくりした。うれしい気持ちでいっぱい」と喜びを語った。

 貿易実務検定C級は定型業務をこなすのに必要な知識が求められ、年に5回行われている。合格率は約50%という。同校は平成28年度から文部科学省の「スーパープロフェッショナルハイスクール(SPH)」の指定を受け、「貿易人KOBE」の養成をテーマに研究や実践を行っている。検定は商業科の経営コースでグローバルビジネスを選択する生徒らが受検した。

 昨年12月の検定で横倉和奏さん(17)が一発合格。高校生では全国初の合格者となった。横倉さんは「補習などで大変だったが、受かった時はすごくうれしかった」と振り返り、「将来は検定を生かせる仕事に就きたい」と目を輝かせた。

 その後も今年3月に4人、5月に2人が合格。合格者の一人の上本美空さん(17)は「合格できてほっとした。しっかりと理解してから問題を解くようにしたのがよかった」。進学コースから唯一の合格となった高橋弦希さん(17)は「他のコースより授業時間が少なかったが、実務の流れをイメージしながら覚えた」と話した。

 指導する石川裕之教諭は「ここまで多くの合格者が出るとは思っていなかった。生徒が頑張った結果」とたたえた。合格した生徒らは12月にはさらに上のレベルのB級に挑戦する。