産経ニュース

九州豪雨復興盛り上げ 日田祇園祭イベントに女性ばやしが初参加へ

地方 地方

記事詳細

更新


九州豪雨復興盛り上げ 日田祇園祭イベントに女性ばやしが初参加へ

 昨年の九州北部豪雨で被災した大分県日田市で、日田祇園祭の関連行事に女性のおはやしグループが初参加する。約300年の歴史を誇る祭りは女人禁制とされるが、19日開催の事前行事は観光イベントと位置付け、初めて山鉾に女性が乗ることが可能となった。グループは「被災した方に元気を届ける」と意気込んでいる。

 参加する「日田祇園囃子なでしこ会」は、小学生から50代の女性17人で構成する。毎週稽古を続け、市内の行事などで年に10回以上、息の合った音色を披露してきた。

 人形や花などで飾られた豪華な山鉾9基が市の中心部のJR日田駅前に集う「集団顔見世」に登場。このうち高さ約10メートルの平成山にメンバー約10人が乗り込み演奏する。

 同会は昨年の顔見世に参加する予定だったが、豪雨被害でイベント自体が中止となっていた。会長の山本友紀さん(43)は「期待を裏切らない演奏をしたい」と話した。日田祇園祭は風水害を払い安泰を願うもので、今年は21日から2日間開催する。2016(平成28)年には、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された。