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順天堂医院提訴 原告男性「死の恐怖感じた」 病院の説明に不信感

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順天堂医院提訴 原告男性「死の恐怖感じた」 病院の説明に不信感

訴状を提出した経緯について語る男性=9日午前、東京都千代田区(緒方優子撮影) 訴状を提出した経緯について語る男性=9日午前、東京都千代田区(緒方優子撮影)

 順天堂大学医学部付属順天堂医院を運営する学校法人を相手取り9日、約2億円の損害賠償請求訴訟を起こした歯科医師の男性(68)は産経新聞の取材に、「死の恐怖を感じた」と語った。感染性心内膜炎は脳梗塞などの合併症を起こす危険があり、放置すれば死に至るケースも。手術後も再発を防ぐため日常の行動が大きく制限される上、心臓に入れた人工生体弁の耐用年数は15~20年程度で、再手術への不安もつきまとう。

                   

 訴状などによると、男性は平成28年7月、同院で頸椎(けいつい)の難病「後縦靱帯骨化症(こうじゅうじんたいこっかしょう)」と診断され、8月に入院して手術を受けた。術後の尿検査で感染症の原因となる細菌が検出されたが、約1カ月後に退院。その後、高熱などの症状で同院を受診したものの改善せず、12月、別の病院を受診して感染性心内膜炎と判明。右腎臓がすでに40%壊死していると診断され、心臓の弁を人工生体弁に交換する緊急手術を受けた。

 男性側は、心内膜炎は入院中の尿路感染が原因で、担当医師らが細菌に無効な抗生剤を投与し続けるなどしたために感染が拡大したと主張している。

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