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「ふるさと納税」返礼品135種類に 明石市、漁協などと連携

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「ふるさと納税」返礼品135種類に 明石市、漁協などと連携

明石市のふるさと納税の返礼品 明石市のふるさと納税の返礼品

 明石市は今月から、「ふるさと納税」の返礼品を刷新した。これまで特産品8点の詰め合わせ1種類しかなかったが、漁協や農協、地元の企業などと連携して135種類に拡大。市への寄付額を増やし、特産品のアピールにつなげる。

 同市は平成27年に初めて返礼品を設けた。1万円以上を納付した人に市内で作られた特産品8品をタコつぼに入れた「あかし玉手箱」を贈る形式で、過熱する自治体間の返礼品競争とは距離を置いていた。

 しかし、28年度の寄付金は52件の647万3千円と低迷。一方で市民から他自治体への寄付額は約2億4千万円に達し、国からの減収補填(ほてん)分を引いても約5400万円の赤字になったという。

 返礼品のリニューアルはふるさと納税の黒字化が狙い。寄付額に応じてタコやタイ、アナゴなどの旬の魚のほか、紙おむつ、サンダル、ソフトボール、重機のミニチュアなど市内の企業が生産する品を贈る。

 釣り船乗船券や寿司店の食事券、マリンスポーツ「スタンドアップパドルボード」の体験など、市内で楽しめる体験型も加えた。

 ふるさと納税の使い道は、従来の8プランを6プランに再編。納税の際に、障害者への支援など「やさしいまちづくり」▽待機児童対策など子育て▽明石焼のPR▽市制100年施策-などから選んでもらう。

 市の担当者は「返礼品を通じて、明石の歴史や文化を知ってもらいたい」と話している。