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【高校野球新潟大会】新潟明訓3年・荘司康誠投手 最後まで粘れなかった

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【高校野球新潟大会】
新潟明訓3年・荘司康誠投手 最後まで粘れなかった

 「自分では『まだいける』と思いながら投げていたが、最後まで粘れなかった。何でもいいから勝つことが大事だと思っていた…」。九回途中まで1人で投げ続けてきたチームのエースは、悔し涙で頬をぬらしながら声を詰まらせた。

 春の県大会が始まる2週間前に左膝を壊し、大会では思ったような成績が上げられなかった。夏の大会までは、1日50球以上投げ込むなど投球練習に励み、制球力の強化に力を注いできた。9日の試合でも得意のカーブを中心に相手を翻弄したが、あと一歩及ばなかった。

 小学校の時から憧れの場所だった甲子園。出場はかなわなかったが、「この3年間は本当に楽しく野球をすることができた。良い思い出を作ってくれたチームの仲間に感謝したい」と話し、「力のある選手が多いので、貪欲に勝ちにこだわってほしい」と後輩に夢を託した。(太田泰)