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昨年退役の神戸税関・監視艇「だいせん」がカンボジアへ 密輸取り締まりへ譲与

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昨年退役の神戸税関・監視艇「だいせん」がカンボジアへ 密輸取り締まりへ譲与

 昨年退役した神戸税関の監視艇「だいせん」(全長約26メートル、総トン数55トン、最高速度35ノット)がカンボジアの税関当局に譲与されることが決まった。国内の税関で運用していた監視艇を海外当局に譲るのは初めてという。国内で整備後にカンボジアに輸送され、密輸の取り締まりなどにあたる。

 神戸税関によると、同国では海上の監視体制が不十分で、近海で小型船舶による密輸が横行しているという。財務省はこれまでも同国に税関分野の技術協力をしてきたが、同国から監視艇の要望もあり、退役したばかりだっただいせんと大阪税関所属の監視艇「なみはや」の2艇の譲与を決めたという。

 だいせんは今月4日、神戸税関の職員らが見送る中で出航。同税関の担当者は「カンボジアでも活躍することを期待したい」と話していた。