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九州で大雨被害相次ぐ 60代夫婦生き埋めか 福岡県、陸自に災害派遣要請

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九州で大雨被害相次ぐ 60代夫婦生き埋めか 福岡県、陸自に災害派遣要請

行方不明者の捜索が続く、住宅に土砂が流れ込んだ北九州市門司区の現場=6日午後2時21分(共同通信社ヘリから) 行方不明者の捜索が続く、住宅に土砂が流れ込んだ北九州市門司区の現場=6日午後2時21分(共同通信社ヘリから)

 活発化した前線による大雨の影響で6日、九州地方では住宅が土砂崩れに巻き込まれるなどの被害が出た。同日午前、北九州市門司区奥田の住宅に土砂が流れ込み、全壊した。60代の夫婦と連絡が取れず、生き埋めになったとの情報もある。福岡県警は、当初6人が救助されたと発表していたが、救助されたのは1人で、他に6人が避難しているのが確認されたと説明を訂正した。

 福岡県は陸上自衛隊に災害派遣を要請した。

 同県飯塚市仁保の国道201号が陥没し、乗用車2台が落下した。いずれも市内の男性2人が搬送され、ともに軽傷とみられる。同県那珂川町では住宅に土砂が流れ込み、80代女性が一時閉じ込められ、軽傷を負った。

 県によると、4市で土砂災害などの危険性が高まっているとして、正午現在で4万7774世帯9万9671人に避難指示が出た。

 佐賀県唐津市の道の駅厳木でも午後1時ごろ、近くを通る有料道路の斜面が崩れ、駐車場に土砂が流れ込んだ。車数台が埋まり、男性2人が自力で脱出し病院に搬送された。軽傷とみられる。県警と消防は他に巻き込まれた人がいないか捜している。

 県警によると、同市浜玉町のJR筑肥線では同日午後、土砂が線路内に流れ込み、電車が脱線した。JR九州によると、乗客はおらず、けが人はいないという。