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安全な通学路 マップ作成 新潟市教委 全小で緊急点検へ

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安全な通学路 マップ作成 新潟市教委 全小で緊急点検へ

 新潟市西区で小学2年の女児が殺害された事件を受け、同市中央区の市立新潟小は2日、PTAや市教育委員会、県警など約30人が参加する「緊急合同総点検会議」を開いた。市教委は、9月末までに市内全小学校で通学路の緊急点検を完了させる予定で、再発防止に向けた態勢作りを急ぐ。

 会議では、同校周辺の通学路に潜む危険な場所の洗い出しと、通学路の安全マップが作成された。参加者らは県警の警察官からアドバイスを受けながら、通学路の地図に付箋紙(ふせんし)やマーカーペンを使って、人通りの少ない場所や事故が発生しやすい場所を確認し合った。

 同校では、会議の結果を踏まえたマップを夏休み前までに全校児童に配布する予定。夏休み中にはマップに基づいて、保護者や児童らが実際に通学路を歩いて確認した上で、改善案を盛り込んで9月までに最終的なマップを完成させる。

 会議に参加した同校PTAの竹中広樹会長は「地域の方々からは活発な意見が出され、意識の高さを感じた。地域一体となった安全づくりを進めたい」と述べた。同校の吉田隆校長は「子供の安心・安全な環境作りは、学校と地域が共同して行う必要がある」と話し、協力を求めた。

 市教委学校支援課によると、市内106の全小学校のうち、今月2日時点で14校がすでに会議を開催。今後、83校が今月中、9校が8月中の開催を予定している。