産経ニュース

埼玉県立校へのタイムカード導入、県会自民「説得力乏しい」

地方 地方

記事詳細

更新


埼玉県立校へのタイムカード導入、県会自民「説得力乏しい」

 県教育委員会は2日、教員の働き方改革を推進するために実施しようとしている県立学校へのタイムカード導入について、県議会文教委員会で説明した。県教委は今年度中に導入したい考えだが、2月定例県議会で自民党県議団が反対。県予算の執行を停止する付帯決議が採択されている。同日の文教委でも議論は平行線をたどった。

 県教委は、昨年8月に中央教育審議会が出した「勤務時間を客観的に把握し、集計するシステムが直ちに構築されるよう努めること」などとする緊急提言を受け、タイムカード導入が必要と判断したと説明。

 自民の諸井真英委員は「国が働き方改革って言い出してから問題化した印象で、タイムカードでなければならない説得力が乏しい」と指摘。休日の部活動など学校外で活動する場合があることから「タイムカードで完全に勤務時間を把握することはできない」と主張した。

 委員会終了後、小松弥生県教育長は記者団に対し、「働きすぎて健康を損ねては子供たちのための授業ができない。それを防ぐための基礎資料を客観的に得るため、導入にご理解いただきたい」と話した。